※家の性能とは
家はデザインなどの見た目だけで判断するのではなく、その性能にも目を向けなければいけません。
例えば、国土交通省が平成12年にスタートさせた性能表示制度では、家の性能として
1. 構造の安定に関すること
2. 火災時の安全に関すること
3. 劣化の軽減に関すること
4. 維持管理への配慮に関すること
5. 温熱環境に関すること
6. 空気環境に関すること
7. 光視環境に関すること
8. 音環境に関すること
9. 高齢者等への配慮に関すること
10. 防犯に関すること
と定めています。 (福建住宅では、性能表示制度に関してご希望の方のみ対応しています。理由は、制度の発想は賛同できるのですが大手ハウスメーカーさん向けと思われ、お客様に過分な費用がかかりすぎること感じているからです。しかしながら、各項目に関しては十二分な対応をとっています。)
実に多くの性能があることが分かります。
家の性能で大事なことは、後からリフォームで対応できないことが多いということです。
断熱の関係する温熱環境や空気環境は、リフォーム対応すると新築工事代金と同じぐらいの費用がかかる場合も考えられるのです。家にどのような性能を求めますか。
※家の耐久性
☆☆その2の「外断熱」のところで書いたように、結露が家の耐久性に
大きな影響を与えることが分かっています。
性能表示にも3.の劣化に関してというところで耐久性の項目があるのですが、結露に関してあまり問題視していないように私は感じています。
新築時には、強い家。10年保証の間も強い家。で、そのあとが大切なのではありませんか。結露をさせない。また、シロアリの被害がこない。そういう長い目での家の性能維持である耐久性が大切です。

『健康で安全に、快適に安心して、長く暮らせる家』
そうでなければなりません。
※家の『断熱』『気密』『換気』
私はこの3つを、快適に毎日生活する家に於いて欠かすことの出来ない性能3兄弟と呼んでいます。
この3つの性能が高レベルで工事されて始めて、室内の快適な温熱環境、空気環境が維持されるのです。
『断熱』はもちろん『外断熱』でおこないます。
『気密』とは、家の隙間を少なくすること・隙間の少ない家をつくることを表す言葉です。
断熱材を外側に張る外断熱工事をしたのに、隙間だらけでは意味がありません。高断熱の家は、高気密で施工します。
高気密にして初めて『換気』も機能します。
春や秋、外が清々しい季節は窓を開けての換気でも悪くありません。
冬季の暖房する季節、夏期の冷房する季節、窓を閉め切る季節がもっとも重要です。
現在では建築基準法の改正によりすべての新築住宅に24時間換気の設置が義務付けられています。
それは、主として建築資材に含まれているホルムアルデヒトなどVOCといわれる化学物質対策です。
しかしながら、計画的な換気がおこなわれている家では、適切な空気の流れがあり、湿度調節も可能で、カビ・ダニなどの発生も『断熱』『気密』とのセットでは対応できるのです。
性能3兄弟にこだわりましょう。
福建住宅のつくる家は、性能3兄弟にこだわり「きれいな空気の健康な家」をつくっています。
※外断熱、外張り断熱とソーラーサーキットの家の違い
「外断熱」「外張り断熱」とは、家全体の構造体の外側で断熱する工法です。
構造体の外側で断熱するということは、基礎部分、壁部分、屋根分の全てを断熱すると多くの人は思っているでしょう。
しかし、壁部分だけ、壁部分と屋根部分だけなど「外断熱」とうたいながらそのように施工している工法・住宅会社も数多くあります。
この点は、メーカーさん住宅会社さんにその会社の考える「外断熱」「外張り断熱」の定義を聞きましょう。
その際に、「断熱欠損」「ヒートブリッジ」についても聞いて下さい。
ソーラーサーキットの家は、基礎部分、壁部分、屋根部分の全てが「外断熱」です
。
基礎部分の外断熱についてはシロアリ対策が重要ですが、ターミメッシュフォーム工法により防蟻剤(シロアリ対策の薬)を一切使用しない物理的シロアリ対策を施しています。
シロアリ対策についても家で生活をするお客様の健康に対する十分な配慮をしています。
≪「外断熱」という言葉だけに惑わされないで下さい≫

上の図は、断熱材の施工場所を分かりやすく書いたものです。
断熱材の施工場所を「断熱ライン」といいます。
どの部分を断熱しても、構造の外側であれば「外断熱」と表記しているのが現状です。
「外断熱」にも欠点があります
。
1970年代から始まった断熱材使用による冬期の快適性(暖房が効く家)を目指した家づくり。
内断熱の結露被害の欠点を解消するために生まれ他工法が外断熱ですが、夏対策がなされていません。
熱を逃がさない家づくりの「外断熱」は、冬期に於いてその快適性・住み心地に威力を発揮するのですが、夏期においても熱も逃がさないのです。
夏期の暑い季節、車に乗り込むとムッとする暑さですよね。
この現象は、太陽の熱など外気の熱を車内に閉じ込めて逃がさないために起きる現象です。
家についてもこの現象は起きます。
特に窓から入る日射の影響が大きいのです。
「内断熱」の家でも「外断熱」の家でもこの現象は起きるのですが、熱を逃がさないようにつくった「外断熱」の家は、長時間室内から熱を逃がしません。
「熱ごもり」という現象を起すのです。
エアコンによって室内を冷やしてやると、熱を逃がさない特性により「内断熱」の家よりエアコンの効果は高いのですが、この「熱ごもり」が大きな欠点であります。
≪ソーラーサーキットの家は違います≫
ソーラーサーキットの家は、冬期に於いては室内の熱を逃がさない高気密・高断熱の「外断熱」の家です。
しかし、熱を逃がしたい夏期に於いては風通しの良い家に変身します。
日本伝統の夏を快適に過ごす家になるのです。
その秘密は、インナーサーキットと呼ばれる風の通り道です。
床下・壁の中・小屋裏と全ての空間がつながっています。
この空間をインナーサーキットと呼んでします。
夏期や春・秋の暑い季節にインナーサーキットを開放してやるのです。
インナーサーキットの開放は、基礎部分と小屋裏部分に取り付けたSCダンパーでおこないます。
室内から見えないのですが、SCダンパーは窓のようなものと思って下さい。
床下のSCダンパーを開けて、小屋裏のSCダンパーを開ければ、床下→壁の中→小屋裏と空気が流れ、同時に熱を追い出します。
さらにSCナビゲーションシステムを採用すると、この開閉を外気温を感知する温度センサーにより自動でその季節、その時間に最適な開閉をおこなってくれるのです。
季節に応じて最適な室内温熱環境を提供してくれるのがソーラーサーキットの家です。
ソーラーサーキットの家は、外側に(外壁と断熱材の間)空気の通り道があります。
外壁の熱を室内に影響させないための空間です。
この空間は、屋根の最上部に設置する棟換気という場所から熱を逃がします。
暖まった空気は上昇するという自然の法則を利用した空気の通り道です。この通り道をアウターサーキットといいます。
そして、前に説明したインナーサーキットという空気の通り道。
二つの空気の通り道があります。
ですから、ソーラーサーキットの家は、外断熱・二重通気の家です。
より進化した、外断熱の家なのです。
当然、外断熱の家よりも省エネで環境にも優しい家なのです。
