2017読書記録 18冊 動乱の日本史 井沢元彦著

<div align="center"><img src="http://ie-daisuki.com/weblog/files/20170804183324.jpg" /></div> 2017読書記録 18冊 動乱の日本史 徳川システム崩壊の真実 井沢元彦 長く太平の世が続いた徳川時代 日本史に燦然と輝く徳川時代を築いた徳川家康は二度と戦乱の世にならないように徳川家が安泰であるように様々な仕掛けを施す。 その一つが朱子学である。 しかし、徳川家を守った朱子学は最後には時代の変化についていけず徳川家どころか日本を滅ぼしかねない状況まで追い込んでしまう。 1年前にこの本を読み1年後再読。作者が危惧していた北朝鮮をはじめとした日本を取り巻く危機はよりひどくなっている。 歴史から何を学ぶのか。 作者は歴史はつながりという。 語ることさえタブー視される憲法問題。これからの世ではそんなことを言ってられない。日本を守るため、子のため、孫のため、子孫のため。9条をどうするのか、考えの違う人の話も含め胸襟を開いた真剣な議論と早々の結論が必要だと考える。 是非とも歴史から学べるこの本を多くの人が読み、つながる歴史をつくりたいものです。