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2018.01.25

カテゴリー:那珂川町天空の家SC

基礎工事完了 パネル取り外し 外断熱の基礎 基礎外断熱のメリット

那珂川町に外断熱二重通気工法でつくる天空の家SC、基礎パネル撤去しました。
基礎内部は風の通りをよく、点検もしやすいようにつくっています。
指さしているのが基礎コンクリートです。
指さしているのが、基礎コンクリートの外側に施工している厚さ50mmのポリスチレンフォーム断熱材です。 これが、基礎外断熱です。 基礎外断熱について分かりやすく説明します。 メリット 1 基礎コンクリートが外気温の影響を受けにくい コンクリートは熱の影響を受けやすいものです。そのコンクリートが断熱材のおかげで直接外気に触れない。それが外断熱の基礎の一番のメリットです。 2 地熱の有効活用が出来る 井戸水を思い出してください。地中深くの井戸水は、外気温の影響を受けにくいので「夏はヒンヤリ冷たく、冬はほんのり暖かい」です。水道水は、水道管が埋設されているのが地表に近いので外気温の影響を受けやすく「夏は生温く、冬はキンキンに冷えています」 この現象は井戸水が地熱の有効利用をしていることを表しています。外断熱の基礎も井戸水と同じ原理です。 3 基礎コンクリートが直接外気に触れることがないので耐久性がアップする 物を劣化させるのは、太陽光(紫外線)であり、空気(酸素)であり、雨(水)です。それらが断熱材があるお蔭で、基礎コンクリートに外側から直接当たることがなくなります。 4 床下空間が結露する危険性がなくなる、ジメジメ床下とさらば! 断熱材をコンクリートの外側に取り付けることで床下が結露する危険性がなくなります。結露=水分は、ジメジメの大きな要因です。またこの家は、床下の空気のこと、空気の通り道ことも考えて造っているので床下のジメジメと「おさらば」した家なのです。 5 高気密で施工できるので床下への冷気の侵入がない 湿気と共に冷気は基礎コンクリートの隙間から床下に侵入します。しかしこの家は、基礎から隙間なく=高気密につくっているので冷気の侵入がありません。足元スースーからも「おさらば」した家です。 6 物理的にシロアリの侵入を完全に防ぐ。 薬を使わない防蟻なので健康被害の危険性ゼロで、シロアリから家を守ります。 一般的な家は、防蟻剤というシロアリの侵入を防ぐ薬を床下や木材に撒いています。シロアリを寄せ付けなくする薬なので我々人間にも影響があるかもしれません。しかし、弊社の家は違います! 7 基礎コンクリートが蓄熱体の役割をしてくれる コンクリートの特性の一つ、熱を貯め込めることができる。 基礎外断熱では、そのコンクリートの特性を利用します。例えば室内の暖房の熱を貯め込んでくれる。それは、基礎コンクリートが外気温の影響を受けにくい外断熱であるからこそ可能なことです。 デメリット 1 手間暇かかるのでいい加減な施工管理では出来ない、丁寧な仕事がもとめられる 2 普通の基礎より金額がアップする 多くの皆さんは家づくりのプロではありません。知っている情報は限りあります。特に自分の興味ないことに関しては調べることをしませんし、調べようがないですよね。 しかし、家の性能(断熱・気密・換気)に関しては、後から知って後悔しても手遅れな場合が多いんです。 今回ご紹介した基礎の外断熱も後からでは難しく多大な費用が掛かります。 シロアリ被害に関するデーター 2017年に27,119棟の家でシロアリ検査をしたデーターがあります。 築年数別に見た住宅のシロアリ被害率です。 築10年未満   被害率約17% 築10~20年未満 被害率約35% 築20年以上   被害率約47% 阪神淡路大火災で倒壊した家の調査をしたところ、倒壊したほとんどすべての家にシロアリ被害が確認されたとの報告があります。 木は年数が経てば経つほど乾燥し強度が増すのですが、シロアリにとって美味しいにおいを発するそうです。ですから築年数が増えれば増えるほどシロアリ被害が増えるのです。 また、雨漏れや結露などによる木の劣化もシロアリ被害を拡大させる大きな原因です。 基礎外断熱のこと、シロアリのこと、ご存知でしたか? 弊社では、プロとして安心して暮らせる家、住み心地のいい家をつくっています。気になること、ご心配なことなんでもご相談ください♪

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