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2017.08.04

カテゴリー：読書日記

2017読書記録愚者のスプーンは曲がる桐山徹也著

2017読書記録　16冊 ※6月29日　読了「愚者のスプーンは曲がる」　桐山徹也私は飛行機恐怖症。しかもただの恐怖症ではなく、閉所恐怖症と高所恐怖症とスピード恐怖症の集大成としての飛行機恐怖症なんで、怖がり方が半端ないんです。飛行機乗る数日前から動悸が激しく落ち着かない。なんとも言えずもやもやして気分が悪い。飛行機に乗った際は、落語を聞きながら本を読む。シートの背もたれに背中を付けると飛行機の振動が体に伝わるので、シートに身を預けることが出来ない。こまったもんです。そんな時、しばし飛行機の怖さを忘れることが出来る本に出会えたら恐怖が緩和されるんです。今回、帰りの便の際に買ったこの本はなかなか面白い本で飛行機の恐怖を和らげてくれました。主人公は、超能力者の能力を無力化できるという超能力者、らしい大学生。で、主人公が一人称で物語を語るタイプの小説。物語の展開がスピーディーでとても面白く一気に読める。時に笑い時にジンとして、時にドキドキハラハラで。すごくいい感じ！作者はこの本がデビューらしい。その分文章が新鮮で本当の大学生が書いた感じがまたいい。続きを読みたくなる本で、シリーズ化を望みます(^^)