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2018.06.16

カテゴリー:春日市大土居の家

基礎が外断熱 さらば、足元スースーの家 住み心地のいい家

春日市大土居の家、基礎を外断熱にするための断熱工事です。この工事は基礎屋さんではなく大工さん二人にやっていただきます。 基礎にコンクリートを打設(だせつ)する前に、基礎の一番外側に厚さ50mmの板状の断熱材を取り付ける工事です。 ※打設(だせつ)とは、コンクリートを流し込んで施工することをいいます。建築業界用語です。
断熱材と断熱材の取り合い部分には防蟻剤が含まれた専用の接着剤を付けて、断熱材同士に隙間が出来ないように接着します。 この断熱材にもシロアリが侵入しないように防蟻剤を混ぜてあります。
設備配管部分にも防蟻剤入りの接着剤です。
で、このように設備配管と断熱材の間に隙間出来ないようにします。それは、地中からシロアリが侵入しないようにするためです。 家を劣化させるのは、時(経過年数)、太陽(紫外線)、雨風、シロアリ、結露です。この基礎断熱材でシロアリと床下の結露を防ぎます。 そしてさらに、基礎断熱材が基礎コンクリートが直接太陽に当たらず、雨風にさらされるのを防ぎます。
基礎の断熱工事完了です。この基礎の断熱が基礎コンクリートの外側にあるので「基礎外断熱」「外断熱の基礎」といいます。 頭寒足熱(ずかんそくねつ)という言葉をご存知ですか? 健康にとって大事なことを教えてくれる古くからある言葉です。昔の人は経験値からこの言葉を代々伝えてきたのです。 健康にとって大事なことは、頭を適度に冷やして、足元は暖かくということです。 寒い冬を思い出してください。多くの家では足元から冷たい風がスースーと侵入してきます。それは、日本は湿気が多く床下に通気を取らなければいけないということがあって基礎内部(床下)に外気(冷たい風)を取り入れている家が多いからなんです。
冬室内で暖房すると室内の空気は膨張して上昇します。すると膨張した空気は天井や小屋裏から外に出ていきます。 その外に出て行った空気とほぼ同じ量の空気が床下から足元から侵入してくるのです。だから足元スースーするのです。 足元を冷やすのは不快です。それは健康に良くないことを身体が知っているから不快になるのです。 それを防ぐのが基礎外断熱です。 基礎外断熱のメリットをもう一度簡単に 1 基礎コンクリートが直接外気に触れないので夏の暑さ、冬の寒さを断熱材が緩和する。足元スースーさとうなら。 2 基礎コンクリートが直接外気に触れないので、太陽による紫外線、雨風の影響を全く受けないので耐久性に優れる。 3 基礎の下に防蟻のシートを張り、断熱材に防蟻剤が含まれているので床下に防蟻剤を撒くことなく、その外側でシロアリの侵入を防いでくれる。 4 基礎コンクリートが外気温の影響を直接受けないので床下の安定した地熱を有効活用し快適である。 5 床下でも結露が起きずに空気がキレイである。 実に多くのメリットがある基礎外断熱。福建住宅株式会社では、新築するすべての家の基礎を「外断熱」にしています。

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