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2021.02.16

カテゴリー:社長ブログ

プロが教える、家づくりを始めるときに読んで欲しい本




多くの方にとって家は夢ですよね。
家族のため、ご自身のため、安心して暮らせるため。

そんな家づくりをされる方に、家づくりのプロとしておススメの本があります。

ご自分のお好みのデザインやインテリアの本は、どなたでも本屋さんやネットで買うことが出来ます。
が、家はそれだけではないんです。
デザインやインテリアと同じように大切なものがあるるんです。
その大切なものは、デザインやインテリアのように後からリフォームできないのです。
新築の時にしっかりと作っておかないと、後からでは手遅れなのです。

でも、そんな大切なことを調べるのって実は難しいのです。
なぜなら、そのことを知っていないとネットで検索できないから・・・・

このブログにたどり着いたあなたは幸運です。
幸運ついでにこの本をお読みください。
そして、デザインやインテリアと同じように大切なものを知って家づくりしてください♪

この本を知っていただく前に、この本に書かれてある「はじめに」を転載いたします。

はじめに
脳神経外科医である私は、以前大学病院に所属していたとき、毎年のように転勤を命ぜられました。そして私たち一家は、そのたびに引っ越しをしていました。
いろいろなところに住みましたが、冬は寒くて、夏は暑くて、梅雨はじめじめする家が大半でした。そのためか、子供たちにアレルギーが出たり、妻が冷え性だったり、良く風邪をひいたりするなど、医者の家族とは思えないほど病気が多かったように思います。
詳しくは本文で述べていますが、私はあるとき大学病院を辞めて、一か所の病院で長く働く生活に切り替えました。もう転勤もなくなるということで、定住するための家を建てました。このとき良い縁に恵まれて、快適な家をつくることができたのです。
しばらく住むと、どういうわけか、家族の体調が改善していきました。もちろん、家が病気を治してくれたわけではありません。おそらく、屋内の「空気」を整えられるようになったことが、体調改善のきっかけになったものと考えています。
例えば、我が家では、どの部屋も室温がほぼ変わりません。そのため、お風呂上りに湯冷めをすることがなくなりました。
夏に涼しく、冬に暖かいので、夜はいつも気持ち良く眠ることが出来ます。カビの発生が少なくなったからか、室内の空気がとてもきれいに感じられます。
また、環境がよくなったおかげで気持ちにゆとりが生まれ、家族がいっそう仲良くなり、子供の人数まで増えました。
そうした経験から、医師として「家」「住環境」への関心が高まり、いろいろと勉強するようになりました。
たくさん学んでいくうちに、私なりに、家と健康についての考えがまとまってきました。やがて、家と健康についての考えを発表する機会が増え、本書を執筆するチャンスをいただいたというわけです。
脳外科医として論文を書いたり、学会で発表したりすることもありますが、また少し違った経験をすることになり、とても楽しく感じています。
私は医者として、人々に健康になっていただくことが仕事です。ですから、家と健康にも密接な関係があることを多くの人々に知っていただきたいと考えています。私たち家族の経験をお伝えすることで、家と健康について考えるヒントを提供したい・・・本書はそんな願いを込めています。

2015年12月
医療法人綾富士会綾部ルネス病院副院長 医学博士 深谷賢司

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