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2020.07.01

カテゴリー：社長ブログ

アフターコロナの時代部屋の空気を綺麗に保つ「換気」の大切さ知らなければ対応できないこと

withコロナウイルス
～afterコロナの時代～
「家の換気」の重要性を多くのみなさんに
気づいていただける時がやっと来ました。

健康と換気
かの有名なナイチンゲールは、クリミア戦争で従軍看護師として
過酷な戦時病院で経験して学んだことを1860年に「看護覚え書」と
いう著書に記しました。
その著書の中でナイチンゲールは“住居の健康５つの基本”を書いて
います。
1.清浄な空気
2.清浄な水
3.効果的な排水
4.清潔
5.陽光

ナイチンゲールが「看護覚え書」を書いた理由は、今現在とは違い、病気の原因などその多くが分からなかった時代、
戦場では銃撃によるケガや負傷よりも、兵士が置かれている野戦病院の「空気の汚れ」「不衛生さ」「寒さ」が原因でなくなる兵士が圧倒的だった事実を多くの方に知ってもらいたい、
そして日常生活でも気を付けなければいけないことがあることを知って欲しかったからだと思います。

その為に上記の“住居の健康５つの基本”を著書の中で書いたのです。

今年(正確には年末には中国で発症していたらしい)新型コロナウイルスという新たな敵が出てきました。
手を洗う、うがいをするなど今まであった衛生習慣の徹底とともに、
マスクをつける、除菌する、３蜜を控えるなど新たな生活習慣での対応を余儀なくされています。
しかも梅雨から夏にかけて、蒸し暑さとの闘いもプラスされます。

私たちの生活の中で新たな対応の一つが「空気の入れ替え」
すなわち換気です。
※今までも換気の重要性に関して我々住宅業界では注意喚起をしていたのですが多くの方の耳まで届いていない、意識されていないというのが現状でした。

　　　　　　　　　　　　

なぜ換気が必要か、それは私たちが実に多くの空気を吸って吐いて
生きているからです。
成人男性は１日に約20キロの空気を吸って吐いています。
その空気20キロの空気のうち約13キロが室内の空気なのです。
とするならば、“室内の空気＝部屋の空気”をいかに清浄に保つかが重要です。
「室内の空気を清浄に保つこと＝換気です。」
上のグラフを見て分かるように、我々は食べ物や飲み物よりはるかに多くの空気を体内に取り入れているのです。
　最近多くの方が食べ物や飲み物、特に水にこだわって生活されています。ウォーターサーバーを置いているご家庭も多くなりました。
しかし、アトピーや小児ぜんそくといったアレルギー性疾患は増加の一途です。
食べ物や飲み物に気を付けているのになぜ？
それは、食べ物や飲み物に気を付けるのと同じように室内の空気に気を付けていないからです。意識していないからです。
部屋の空気を汚すものの一番は私たちの吐く二酸化炭素、そして私たちのフケや垢。
また、料理などの生活排気も空気を汚します。
そして今あまり注目はされていませんが私が一番問題だと思っているのが、部屋の芳香剤や消臭剤、そして洗濯物の柔軟剤や洗剤の香りの成分（化学物質）です。

「家の換気」
室内の汚れた空気を外の新鮮な空気と入れ替えること。
建築基準法によって、
「２時間に１回、室内の空気が入れ替わる性能を持った換気システムを住宅につけなさい」と義務化されています。
では、その換気システムが家にあればいいのか？
いえ、換気システムが装備されていればいいわけではありません。

すみません、見慣れないグラフだと思います。
文章でこのグラフの説明は非常に難しいので分からない場合は
感覚で感じてください(笑
　グラフの下に書いてある数字は家の隙間を表す数値であるC値が
書いてあります。
この隙間を表す数値(Ｃ値)は、小さい数値ほど“隙間が少ない家”を
意味し、高性能なことを表しています。（気密性能）
今現在の一般的な家は2～5ｃ㎡/㎡だと思います。
左横に書いてある縦軸の数字は、
２４時間換気システムがどれだけ機能しているかの割合(％）です。
例えば、上が100％（0ｃ㎡/㎡←隙間が少ない）の家は、
24時間換気システムが家の空気を完全に計画的にコントロールし、
２時間に１回空気が入れ替わる清浄な空気の家といえます。

先ほど、一般的な家はC値が2～5ｃ㎡/㎡ですよと書きました。
では、その多くの一般的な家では室内の空気はどうなっているのでしょう？
室内の空気の20％～30％は２４時間換気システムがコントロールできますが残りの70％～80％は隙間風です。
だから実際は、どこから空気が入ってきて、どこから出て行っているのかわからない、
換気機能がコントロール不能な状態です。
新鮮な空気が結露でカビが発生している壁の中を通って入って来たり、じめじめしている床下から入って来ているかもしれません。
換気をきちんとコントロールできない性能の低い家に住んでしまったら、コロナ対策は窓を開けるしかないのです。
これからの暑い季節は特に大変です。
また、冬の寒い季節はどうしますか？
福建住宅株式会社の外断熱二重通気工法ソーラーサーキットの家は、C値0.5ｃ㎡/㎡以下で家をつくります。
その性能はお約束いたします。
また、高性能な２４時間換気システムを設置しています。
C値0.5ｃ㎡/㎡の家は約70％の室内の空気をコントロールできます。
一般的な家とは大きく違います。
※弊社がつくる外断熱二重通気工法ソーラーサーキットの家のC値の平均値は0.25㎠/㎡ですので約90％の空気をコントロールできています。

　見た目のデザインもちろん大事です。
そして、家の基本性能も考えた家づくりはもっと大事です。
住宅完成後、住んでみてから、、、
家の基本性能を上げる工事は難しいです。

アフターコロナの時代、清浄な空気の大事さ、
部屋の換気の大切さが分かった今、
デザインはもちろん性能が高く住み心地が快適な家をつくりましょう。
　家づくりのプロとして全力でアドバイスし、全力で取り組みます。

　ナイチンゲールが提唱して160年。
今改めて彼女が言い続けたことの大切さが
コロナウイルスによって気づかされました。

少しでも家づくりのお役に立てばと動画を作っています。ご覧ください♪
～動画で家づくりのことを教えます！～
家づくりで大切なこと家と健康
https://youtu.be/jRmTkNk3CV8
後悔しない家づくり室内の空気
https://youtu.be/bTQhiSZS0aA
後悔しない家づくり気密と換気
https://youtu.be/p6V--5UF93k

福建住宅株式会社はあなたのご希望とと予算に合わせた注文住宅が得意です。
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