福建住宅株式会社

社長ブログ

Blog

社長ブログ

Blog

2024.04.05

カテゴリー:福岡市南区三宅SCの家

気密検査 工事の正確性、丁寧な仕事が一目で、そして数値で分かる唯一の検査 注文住宅




福岡市南区三宅SCの家
気密検査です。

気密検査とは?
家づくりのことをご存じない方は聞いたことない言葉かもしれません。
ですが、住み心地いい家にとってはとても大事な検査です。
家づくりに於いて工事の正確性、丁寧な仕事ぶりが唯一数値で分かるのが気密検査です。
気密とは、出来るだけ隙間ができないように丁寧に工事すること。
その気密工事の結果を数値で表すのが気密検査です。

大事な検査なので専門の資格を持った第3者の気密検査員さんに気密検査していただきます。
高気密高断熱の家では必ずやらなければいけない検査です。




気密検査の結果はC値で表されます。
C値とは、家の外側である壁や屋根に1㎡あたりどのぐらいの隙間があるのかを表します。
C値は、〇.〇c㎡/㎡というように表します。1㎡あたりにどのぐらいの隙間があるかです。

福岡市南区三宅SCの家は、気密検査の結果C値0.078㎡/㎡というC値0.1以下の素晴らしい結果でした。
このC値は、日頃の工事を管理監督する現場監督の鎌部長のおかげであり、主に断熱気密工事をする岩﨑棟梁と中川大工さんの丁寧な仕事の積み重ねの結果であり、電気工事の担当麻生さんなど気密断熱にかかわるすべての工事の職人さんたちの仕事ぶりの結果です。
弊社の施工部隊はみんな最高です!

では、なぜ気密工事が必要ななのか?




それは、どんなに温かいダウンジャケットを着ても写真のようにファスナー空けて(隙間だらけ)いては体が温かくならないのと同じことです。温かいところと寒いところの温度差も大きいです。
高性能なダウンジャケットを着たらファスナー閉めて首元にマフラーを巻いて冷気が侵入する隙間をなくしてやると温かく過ごすことができます。
家も同じです。
高性能な断熱材を出来るだけ隙間なく施工して冷気の侵入を防いであげると住み心地いい家になるのです。




更に高気密=隙間なくつくるのには理由があります。
それは、室内の空気を綺麗に保ちたいからです。
室内の空気を綺麗に保つことは我々の健康に直結します。
上のグラフをご覧ください。
上のグラフは我々人が一生涯で口から体内に取り入れる物質の重量比を表したものです。
圧倒的に室内の空気が一番多いです。
食べ物や飲み物と比べようがないぐらい実に多くの室内空気を吸っています。
アレルギー疾患など食べ物や飲み物に気をつけているのに・・・
という方も室内の空気のことを考えている方はほぼいません。
しかし、室内の空気が健康に直結しているのです。

室内の空気を綺麗に保つのは、空気清浄機ではありません。
家の基本性能である24時間換気です。
室内の空気を一番汚している結露によるカビダニを減らし、24時間換気を効率よく機能させることです。
家の結露は、外断熱工法で高性能な断熱材を出来るだけ隙間をつくらないように高気密に工事をして、24時間換気システムを稼働させることにより実現します。
窓をペアガラスにしたり、断熱性能だけ高くしたりしてもダメなのです。
空気清浄器を付けていてもダメです。
断熱、気密、換気をしっかりと考え科学して、それに基づく工事をして初めて綺麗な空気の家が実現するのです。




気密と換気性能は一心同体です。
隙間が少なければ少ないほど24時間換気は機能します。
上のグラフは、換気と気密の関係です。
縦軸が24時間換気がどのぐらい機能しているかを%で表しています。
横軸が家の隙間、気密を表すC値です。C値は小さければ小さいほど隙間が少なく高性能なことを表しています。

最近、家を考えている方は「高気密高断熱」という言葉を耳にする機会もあるかと思いますが、実は高気密高断熱には定義がありません。
断熱等級やC値2以下でなければというような正式な決まりがないのです。
残念ながら、言ったもん勝ちです(汗
だから、高気密高断熱の家といいながら気密検査を実施していないハウスメーカーもゴロゴロあるのです。
自分たちがつくった家のC値が分からない家がゴロゴロあるのです。
弊社がつくる外断熱工法の高気密高断熱の家はすべて気密検査を実施しています。
さらにC値は0.5以下をお約束しています。(平均値はC値0.25です。)

今一度上のグラフに戻ってご説明します。
例えば、C値1の家は24時間換気システムが室内の空気の50%を管理していますよ、ということが上のグラフで分かるのです。
ということは、言い換えればC値1の家は50%がどこから入ってきているか分からない隙間風が50%あるということです。
50%が換気システムによる綺麗な空気、50%はどこから入って来たか分からない管理できな隙間風です。

弊社がお約束しているC値0.5では、70%が換気システムによる綺麗な空気、30%が隙間風です。
弊社の平均値であるC値0.25では、85%が換気システムによる綺麗な空気、15%が隙間風です。
このような実績があるから弊社の家は結露しない空気の綺麗な家ですと自信を持って言えるのです。

さらに今回の家は、C値0.1(0.078)です。
とても素晴らしい数値です。
これ以上ないぐらい素晴らしい数値です。
C値0.1(0.078)では、95%以上が換気システムによる綺麗な空気、5%が隙間風です。
その隙間風は、ほぼ窓の隙間だと思います。開け閉めできる窓には必ず隙間がありますから。
ここまでのC値はなかなかありませんが、弊社では綺麗な空気を保つため、結露しない家にするため、住み心地いい家をつくるため工事に携わるすべての人が正確にそして丁寧に出来るだけ隙間をつくらない家づくりをしています。




気密検査をしたこちらの家は約78坪と大きな家です。
その家の隙間を全部集めると実はこの大きさしかありません。 1辺が5.3cm真四角です。28c㎡です。




分かりやすいように名刺と比較しました。 名刺より小さい隙間しかありません。
家中の全部の隙間を集めてこの黄色の色紙部分だけの隙間しかありません。
凄いですね(^^)

完成すると分からない部分、工事中でも分かりにくい部分の気密(できるだけ隙間をつくらない)ですが、住み心地いい家では欠かせな大事な家の基本性能です。
しかしながら高気密な工事は、見た目には分かりにくくさらに手間暇かかり丁寧な仕事を大工さんをはじめとして多くの職人さんに要求します。
だから多くのハウスメーカーや工務店はやりません。
そして説明もしません。
そして、国土交通省のQ値や断熱等級にもC値は取り入れていません。
C値取り入れに反対する勢力の力が大きいのだと思います。
だから多くの方が知らないのです、こんなにも大事な家の基本性能なのに。

健康で快適にそして省エネで暮らすために住み心地いい家にしましょう。
住み心地いい家は、安全安心はもちろん断熱、気密、換気という家の基本性能にとことんこだわった結果できる家です。

家づくりの前に
是非一度この本を読んでみてください。
家に関するデザインやインテリアのことは調べやすと思うのですが、
実はデザインやインテリと同じようにいやそれ以上に大切なことがあるのです。
そのことがこの本には書いてあります。
この本分かりやすく書いてあるので非常に読みやすくためになります。




「室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる」

この本をおススメします。
室温の大切さが、お医者さん、記者さん、建築家さんのそれぞれのプロの目線で多くの方が見落としているところ、
気づいていないところが書かれています。

福建住宅株式会社はあなたのご希望とご予算に合わせた健康な注文住宅が得意です。
丁寧な仕事で、いい家をつくります。
住み心地いい家をつくります。
福岡で注文住宅なら福建住宅株式会社にお任せください♪
あなたの夢をご希望をお話しください(^^)
私の家づくりの思いもお伝えいたします。
お気軽にご連絡ください(^^)
※施工エリアは、新築住宅は弊社から1時間半以内です。


福建住宅株式会社、お客様の声
弊社で家を建てていただいた20名のお客様の生の声が見れるレビューがあります。
是非お読みください♪
福建住宅株式会社 - 福岡県福岡市南区曰佐5-12-1の工務店 | Houzz (ハウズ)

弊社がBest of Houzz 2024 サービス賞に選ばれました。
2021、2022年に続き3回目の受賞です!!
お客様、工事協力業者さん、みなさんのおかげです。ありがとうございます。
※下のHouzzのマークをクリックしていただくとHouzzに書かれたお客様の声が読めます。




少しでも家づくりのお役に立てばと動画を作っています。ご覧ください♪
~動画で家づくりのことを教えます!~
家づくりで大切なこと 家と健康
https://youtu.be/jRmTkNk3CV8
後悔しない家づくり 室内の空気
https://youtu.be/bTQhiSZS0aA
後悔しない家づくり 気密と換気
https://youtu.be/p6V--5UF93k

一覧に戻る

新着記事

月別アーカイブ

カテゴリー

  • X
  • Facebook
  • YouTube
  • Instagram
  • tiktok
  • Houzz
  • LINE

Inquiry
お問い合わせ

家づくりに関することはどんなことでも
お気軽にお問い合わせください。

ページトップへ