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2017.09.09

カテゴリー:春日市須玖北の家

基礎断熱工事 外断熱の基礎 基礎外断熱 福岡 注文住宅 福建住宅株式会社

春日市須玖北の家、基礎工事です。 基礎配筋完了後、基礎の外周部分に写真で白く見える板状の断熱材を施工します。つまり基礎コンクリートの外側に断熱材がある外断熱の基礎にするのです。
基礎の外側に厚さ50mmの高性能断熱材です。
基礎全体を断熱材ですっぽりと覆います。基礎を外断熱でつくります。 基礎が外断熱って聞いたことありますか? 基礎外断熱です。 少し詳しく説明します。 基礎外断熱のメリット 1.基礎コンクリートが外気温の影響を受けにくい コンクリートは熱の影響を受けやすいものです。そのコンクリートが断熱材のおかげで直接外気に触れません。 2.地熱の有効活用が出来る 基礎コンクリートの内部と床下空間が外気温の影響を受けにくいので、家の下の地中の温度が安定しています。つまり地熱が安定しています。その地熱を有効活用できます。 井戸水を思い出してください。地中深くの井戸水は、外気温の影響を受けにくいので「夏はヒンヤリ冷たく、冬はほんのり暖かい」です。水道水は、水道管が埋設されているのが地表に近いので外気温の影響を受けやすく「夏は生温く、冬はキンキンに冷えています」 この現象は井戸水が地熱の有効利用をしていることを表しています。外断熱の基礎も井戸水と同じ原理です。 3.基礎コンクリートが直接外気に触れることがないので耐久性がアップする 物を劣化させるのは、太陽光(紫外線)であり、空気(酸素)であり、雨(水)です。それらが断熱材があるお蔭で、基礎コンクリートに外側から直接当たることがなくなります。単純ですが凄いことなんですよ。 4.床下空間が結露する危険性がなくなる、ジメジメ床下とさらば! 断熱材をコンクリートの外側に取り付けることで床下が結露する危険性がなくなります。結露=水分は、ジメジメの大きな要因です。 5.基礎コンクリートが蓄熱体の役割をしてくれる 外気温の影響を直接コンクリートが受けないので、コンクリートの特性の一つである熱を貯め込めることができる性能を発揮できます。マンションの最上階が真夏にクーラーを付けてもなかなか効かないのはコンクリートが昼間に太陽の熱を貯め込んでいるて、いつまでも熱を出し続けているからなんです。 基礎外断熱では、そのコンクリートの特性を良い方に利用できます。例えば冬場は室内の暖房の熱を貯め込んでくれる。夏場は地中のヒンヤリ感を保ってくれる。それは、基礎コンクリートが外気温の影響を受けにくい外断熱であるからこそ可能なことなのです。 外断熱でつくる基礎はこのようにメリット満載です。 では、デメリットは? これも書かないといけませんよね。 基礎外断熱のデメリット 1.手間暇かかるのでいい加減な施工管理では出来ない、丁寧な仕事がもとめられる 2.普通の基礎より金額がアップする デメリット少ないですよね。いいことばかり書いていてはいけないのでデメリットも書きました。 多くの皆さんは家づくりのプロではありません。知っている情報は限りあることとお思います。 特に自分の興味ないことに関しては調べることをしませんというか調べようがないですよね。この辺のことはテレビでも情報が出てくることはほとんどありません。ご自分で地道に調べないと分からないことです。 ですからこのような情報にたどり着かない方も多いのではと思います。 そして、多くの方が知らないまま家をつくっています。しかし、家の性能(断熱・気密・換気)に関しては、後から知って後悔しても手遅れなんですよ。リフォームでの対応は不可能に近く新築と同じぐらいの金額がかかる場合もあるんです。 冬の季節、家の中で「トイレが寒い」「洗面所が寒い」「浴室が寒い」1階の床が冷たい」「足元がスースーする」「窓ガラスが結露する」など感じたことありますか。それは基礎部分から家の中に冷気が侵入し、床下に施工しているであろう断熱材では完全に防げずないからです。床根太に断熱材を施工するとどうしても断熱材と木との間の隙間を完全になくすことは難しいからです。 その不快な住み心地は、床下からの冷気の侵入は基礎を外断熱にすることで解決します。 完成した家を見ただけでは分からないこと、しかし、毎日生活するうえでは一番大事な「住み心地」という名の快適さ。 福建住宅株式会社は、家づくりのプロとしてしっかりと対応しています。

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